「合理的配慮を知っていますか?」
12月8日(木)県教育センターにて、国立特別支援教育総合研究所 上席総括研究員 藤本裕人氏をお迎えして講義が行われました。合理的配慮の基本的な捉え方から、提供プロセスなどについて、具体例をまじえてわかりやすくお話ししていただきました。グループ協議では、各校の現状と課題について活発な意見交換が行われました。
<受講者の感想より>
「合理的配慮」と聞くと難しいイメージがありましたが、今までやっていた支援を、本人や保護者と話し合いながらさらに丁寧に見直していくことだとわかりました。個別の教育支援計画、個別の指導計画を改めて整理していきたいと思います。

インクルーシブ教育システム実践研修(4日目)
本講座は4日間の継続研修です。その最終日となる研修が12月9日(金)、県教育センターにて国立特別支援教育総合研究所上席総括研究員の藤本 裕人氏をお迎えし行われました。藤本先生には、1回目に続き合理的配慮に関する最新情報を教えていただきました。
【内容】
講義「障害がある子どもの学びを支える合理的配慮」
~本人からの意思の表明がない場合~
協議「校種や地域のめざす姿を考えよう」(校種別、地域別)
個人発表「今後の取組を発表しよう」
【受講者の感想より】
・合理的配慮や基礎的環境整備を実際に考える時の視点や手続きが確認できました。特に、本人からの意思の表明がない場合のヒントがもらえました。今後、推進していくための情報、演習の仕方、インクルDBの活用などがわかり有意義な内容でした。
・藤本先生の講義で一番印象に残った言葉は、「Bestをいきなりめざすのではなく、Betterを少しずつ積み上げていくこと。」でした。この研修を4回受講し、最初は不安でいっぱいでしたが、この言葉とインクルDBを教えていただいたので、自分のできることから実践を積み重ねていこうと思います。
・校種別、協議別で協議することで、指導・支援に活かせる情報をたくさん得ることができました。また、本校の課題も見えました。今後は、インクルーシブ教育システムを推進する立場として、合理的配慮が適切に行われる組織づくりに努めていきたいです。

「学習のつまずきへの支援~ワーキングメモリの特性をふまえた小学校の学習指導~
11月25日(金)、奥能登行政センターにて広島大学大学院教授の湯澤 正通氏をお迎えし研修が行われました。48名の受講がありました。
【研修の様子】

【受講者の感想より】
・ワーキングメモリの説明で、ボトルネックの大きさが違うという話がとても分かりやすく、そのために教師の支援が必要だと感じました。1時間の授業で、内容や課題のつまずきを考え、「つけたい力」を絞って指導していくことが大切だと思いました。
・ワーキングメモリの特性をふまえることで指導・支援の方法も今までとは違ってくることを学びました。チェックリストをもとに自分ができていることは継続し、チェックが付かなかったところも学級の実態に合わせて取り入れたいと思いました。
・学級にいる気になる子への指導に悩んでいました。いろいろな支援をしてもなかなかうまくいかないことが多かったのですが、今回、グループで話し合った中で先生方から新しいアイデアをもらうことができました。学校の先生方にも講義内容とグループで得たヒントを広めたいと思います。
子どもの思いを受けとめる教師の対応力向上研修〈児童理解Ⅱ〉加賀⑦
子どもの思いを受けとめる教師の対応力向上研修〈児童理解Ⅱ〉の加賀会場7回目が11月21日(月)に石川県教育センターにて行われました。受講された方からは、「問題の背景にあるものに目を向けることの大切さに気づいた。」という感想が多く聞かれました。
【内容】
講義 「子どもの思いを受けとめる教師の在り方」
講師 上越教育大学大学院 教授 稲垣 応顕
演習 「子どもの思いをよみとる力の育成トレーニング」
進行 石川県教育センター 指導主事
【受講者の感想より】
・稲垣先生のお話で、最も大事にしたいと感じたのは、「問題のみに目を向けていても、その問題は解決しない」ということである。問題の背景にあるものが何かをつかむことが重要だと感じた。また、背景にあるものが複合的で複雑に絡み合っていることが多いことから、学年や学校全体で情報を共有し、改善策をとっていく必要性も感じた。
・オフィシャルな関係性を支える、パーソナルな関係性を子どもだけでなく、保護者とも築いていきたいと思った。また、「一人で居たい子もいる」というお話があった際に、自分も誰かと居ることを無理に求めていたかもしれないと感じた。改めて本人の気持ちを確認することの大切さに気づくことができた。
【研修の様子】
この講座は、耳で聞いて一度でわかる話し方と、話の本質を深く引き出していくきき方を身につけることを目的としており、今年で3年目を迎えます。今年も講師として、NHK放送研修センターより元アナウンサーの風見雅章先生をお迎えしました。ことばのプロフェッショナルである風見先生の講義・演習は実感を伴う具体的な内容が多く、今までの自分自身のことばの力を振り返ると同時に、明日からどうするべきか、子どもたちにはどのような指導が効果的かを体感できる内容でした。
先生のお話にもありましたが、ことばを用いなくても用が足りるようになりつつある世の中にあって、最適な言葉や表現を探すことから育まれていく感性を大切にするためには、我々がまず、児童生徒にとっての良き話し手・きき手になることが大切であると感じさせられた研修でした。

子どもの思いを受けとめる教師の対応力向上研修〈児童理解Ⅱ〉加賀⑥
子どもの思いを受けとめる教師の対応力向上研修〈児童理解Ⅱ〉の加賀会場6回目が11月17日(木)に津幡町文化会館シグナスにて行われました。参加された方々からは、演習を交えた会沢先生のご講義によって、「子どもの話に目、耳、心を傾けて聴くことの大切さを学ぶことができました。」という声が多く聞かれました。
【内容】
講義 「子どもの思いを受けとめる教師の在り方」
講師 文教大学 教授 会沢 信彦
演習 「子どもの思いをよみとる力の育成トレーニング」
進行 石川県教育センター 指導主事
【受講者の感想より】
・ロールプレイを通して、教師側・保護者側・子ども側のそれぞれの立場で気持ちを考えることができました。また、会話を返していくことや相手の呼吸に合わせていくことの難しさを学ぶこともできました。相手を理解しようとする姿勢を忘れずにいたいです。
・これまでも保護者と話をするときには、保護者の方に思いや気持ちを話してもらい、それを繰り返していくということを意識してきました。今回、会沢先生のお話を聴き、話を返しながら聴くということの幅が広がったように思います。これからの実践に活かしていきます。
【研修の様子】
「高校発! 職員全体で特別な支援を要する生徒を支える取組」
11月11日(金) 県立羽松高等学校に伺いました。9月、10月に続き今回で3回目となりました。「就労・進学」など、テーマを毎回設定して、継続した研修を行っています。校長先生や教頭先生にも積極的に参加いただいております。
今回は、センター指導主事による講義・演習「ケース検討会~個別の指導計画をツールとして~」のあと、3グループに分かれてケース検討会を行いました。指導目標の設定、手立て、役割分担等を話し合う中で、先生方は活発な意見交換をされていました。特に、休憩中も演習シートを見ながら、学年を越えてにこやかに話し合う姿が印象的でした。グループごとの発表では、「職員全体で」「生徒の課題に応じて」「できることを増やす」などの指導の方向性が出され、明日からの実践につながる会になりました。
【研修の様子】

積極的に進めるケース検討会 発表を熱心に聞き入る先生方
子どもの思いを受けとめる教師の対応力向上研修〈児童理解Ⅱ〉能登③
子どもの思いを受けとめる教師の対応力向上研修〈児童理解Ⅱ〉の能登会場3回目が11月14日(月)に奥能登行政センターにて行われました。
【内容】
講義 「子どもの思いを受けとめる教師の在り方」
講師 名城大学 教授 曽山 和彦
演習 「子どもの思いをよみとる力の育成トレーニング」
進行 石川県教育センター 指導主事
【受講者の感想より】
・曽山先生のご講義はとても分かりやすく、自分自身が忘れかけていた大事なことを思い起こさせていただきました。
・子どもの成長段階に応じて、アイメッセージとユーメッセージを使い分けるということが、自分が今悩んでいることの解決につながっているように感じ、嬉しい気持ちになりました。
・自分にOKを出し、余裕をもった気持ちで過ごすことが児童理解にもつながるのではないかと思いました。自分自身を認め、子ども達を認めて、「ありがとう」がいっぱいの教室にしたいと思います。
【研修の様子】
子どもの思いを受けとめる教師の対応力向上研修〈児童理解Ⅱ〉加賀⑤
子どもの思いを受けとめる教師の対応力向上研修〈児童理解Ⅱ〉の加賀会場5回目が11月10日(木)に小松市民センターにて行われました。参加された方々からは、演習を交えた会沢先生のご講義によって、「子どもが自分の思いを語りたくなる教師の在り方」について、実感をもって学ぶことができましたという声が多く聞かれました。
【内容】
講義 「子どもの思いを受けとめる教師の在り方」
講師 文教大学 教授 会沢 信彦
演習 「子どもの思いをよみとる力の育成トレーニング」
進行 石川県教育センター 指導主事
【受講者の感想より】
・カウンセリングの考え方を活用することで、どんな効果があるのかということが自分自身のなかであいまいでしたが、今回のご講義で明確になりました。明日からの子どもとの関わりに活かしていきます。
・会沢先生のご講義を受け、相手の話を聴くときの視点が変わりました。また、子どもとの関係だけではなく、保護者と話をする際にも活用できると思いました。保護者と話をする際には、身構えてしまい、うまくいかないことがありましたが、これからは、受容・繰り返し・明確化・支持という視点をもって話を聴いていきたいと思います。
【研修の様子】